本当に賢いエアコン畳数の選び方
- saki
- 6月19日
- 読了時間: 3分
エアコン畳数どうやって選ぶ?
エアコンを選ぶ時は暖房の最大能力値が同じ
6畳、10畳、14畳(200V)だけを見れば大丈夫!
という記事を見たことはないですか?👀
例えば、「8畳ある部屋に対して6畳用のエアコンを選べば能力的には十分」
という理論です💡
エアコンは対応畳数が大きいほど値段が高くなるので、
実際の部屋よりも小さいエアコンを選ぶことで
一見初期コストを安く抑えられたように感じますが、
実はこれは本当に賢い選び方とは言えません😵
エアコンの選定で重要なのは「定格能力」
メーカーカタログに記載されている「定格能力」とは、
JIS規格に基づいた温度条件で連続運転した場合に安定して出すことの出来る基本能力のことです。
一方で「最大能力」とは、一時的に引き出せるエアコンのもつ最大能力値です。
先ほどの6畳、10畳、14畳(200V)の3つから選べば良いという考えは
より電力を使う暖房に着目し、
「6〜8畳、10〜14畳(100V)、14(200V)〜29畳で暖房の最大能力が同じだから」
という理論から来ています。

しかし、暖房最大能力が同じでもそれぞれ定格能力は異なります。
エアコンはその畳数に合った運転をするときに最も省エネになるよう設計されているため、
畳数に合っていないエアコンを取り付けると非効率な運転時間が長くなり、
余計な電気代がかかってしまいます💦
大きな部屋に小さなエアコンは燃費が悪い
広い部屋を小さい畳数のエアコンで運転することは、
いわば軽自動車がフルアクセルで走り続けているような状態で燃費が良くありません🚗💦
冷房時は部屋が冷えるのに時間がかかってしまったり、
暖房時は頻繁に霜取り運転をして一時停止する時間が長くなってしまったりします😥
部屋の畳数に合ったエアコンを選ぶことで、
設定温度に素早く到達し安定運転に切り替わるので無駄がありません。
初期コストをなるべく抑えたい!という方は
暖房最大能力値を基準とした選び方もありかもしれませんが、
近年の電気代の高騰を考慮すると、
電気代も含めて長期的な視点で省エネ性を求めるのであれば
実際の部屋の広さに合わせた畳数で選ぶのがおすすめです☝️
大きめのエアコンを選んだ方がいいケース
中には実際の部屋の畳数よりも大きめのエアコンを選んだ方が良いケースもあります💡
例えば窓が大きな部屋だと夏の日差しや熱が部屋に入り込むため
小さめのエアコンを選ぶと部屋が中々冷えなかったり、
電気代が余分にかかってしまったりします。
設置する部屋の環境も考慮してエアコンの最適畳数を選びましょう!
<大きめのエアコンがおすすめな部屋の条件>
・日当たりが強い
・キッチン続きのリビング
・吹き抜け
・高層階
など
まとめ
エアコン畳数選びには様々な考え方がありますが、
一極端な視点ではなく、部屋の畳数・環境・条件など多方面を考慮して
その部屋に合ったサイズ選びをしましょう😊
岩崎電機ではエアコン選びのご相談もお受けしています✨
どのサイズを選んだらいいか分からない🤔という方は
一度お問い合わせくださいね😉
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